今日は七月七日。七夕です。七夕と言えば、鷲座のアルタイル(彦星)が琴座のベガ(織姫)に一年に一度出逢う為に、魔符『ミルキーウェイ』を掻い潜る弾幕遊戯に他なりません。嘘です。一般的には神龍短冊に願いを込める行事です。
意外かもしれませんが、自分も願い事を一つ書きました。
『皆の願いが叶わない様に』と。
ただのネガティブシンキングだとは思わない様に。実はこの願いには結構な意味があります。
キーワードは皆と言う言葉です。皆、オール、つまりは全て。即ち、この文脈の通りに行くと、自分の「皆の願いが叶わない様に』と言う願いもまた叶わないのです。皆の願いの一つだから。
しかし、自分の願いが叶わないとするならば、皆の願いが叶う様になる訳で、その場合は自分の願いもまた叶う様になり、願いが叶わないと言う矛盾が発生します。皆の願いの一つだから。
さらに事は自己だけに留まりません。それは日本全国の中で必ず一人は願う願い、
『皆の願いが叶います様に』があるからです。
これによって、前述と同じ矛盾が、他者を巻き込んで発生してしまうのです。
と、何だか凄ぇ意地悪い事をこっそりしてみた訳ですが、何が言いたいのかと言えば、お前ら一年ぶりに彼岸の単身赴任から帰って来た夫との夫婦水要らずの日を利用して、自分勝手な願いを願うんじゃねぇと言いたい。それよりも三人組なのにすっかり忘れられた、
白鳥座のデネブさんの幸せを願ってあげなさい。
大体七月七日が雨なのは、彼女の呪い涙と見て間違いないね、うん。
何、夏の大三角と七夕は関係無い?虚けが、八百万の国の民ならそれ位許容しなさい。
すまん、ありゃ嘘だった。
アルタイルを運んだのがデネブ(カササギ)と言う話があるらしいです。それでも、七夕の主役はアルタイルとベガな訳で、カワイソスデネブカワイソスは変わりませんが。
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